アイマス学会で岡崎泰葉の事を発表した話

2/20(土)に行われました「アイマス学会 in Sapporo」に発表者として参加させていただきました。
改めて主催の皆様、発表者の皆様、本当にお疲れ様でした。


今回の記事は出た動機とか反省などを諸々・・・。

自分はタイトルの通り""担当""アイドルの岡崎泰葉の事について発表させていただきました。
そもそも何故出ようかと思ったのは、単純な理由は岡崎泰葉をもっと知ってほしかったというのが最大の理由でしたが
実は裏テーマみたいなものがあり、岡崎泰葉というキャラクターが劇中で何故アイドルになったか
というのを自分の中でまとめてみたかったというのもあります。

このテーマ自体、実は本当はブログで書こうと一年くらい温めていたのですが
自分の中でコミュなどを読んでも上手くかみ砕くことが出来ず、棚上げとなってしまっていたというのが実はありました。
なので、先述のように岡崎泰葉を知ってほしかったというのが理由としては一番大きかったのですが
自分で自分のケツを蹴るつもりでアイマス学会への参加を決めた・・・というのもあります。

内容自体も奇を衒ったところで自分の技量では間違いなくスベるのは目に見えていたので
極めて実直な内容にした・・・つもりです、それでもちょっとふざけちゃいましたが。



さて、ここからは内容についても触れていこうと思います。

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タイトルと自己紹介です。
タイトルが思いつかず参っていたら、ある日風呂に漬かっていたらいきなり閃いた。
ちょっと気取ったタイトルになってしまったかとは思ったのですが
これ以上いいのも思いつかなかったのでそのまま使いました。
正直担当にならんでもエエ、でも好きになってくれ!

そしてこのスクショは共鳴世界の存在論の「 ──さぁ、往こうか」のところです。
デザインはパワポくんがオシャなのを勝手に生成してくれました、優秀。
自己紹介は本当は無くてもいいかと思っていたんですが
以前の他の方の発表を見る限りサッとでもやっておくかと思い一応入れた。
ちなみに好きな声優の名前はボカしましたが、高森奈津美さんと上坂すみれさんです。
当時Lady Go!というラジオがあったんですね、ええ。

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岡崎泰葉のプロフィールなのですが、基本的なデータを軽く紹介する程度にとどめたのですが
出身地と趣味については他のアイドルの名前を使わせてもらいました。
これに関してはある程度リンクというか関連付けをするにことにより
何かの時に思い出してもらえればと思い、出しました。

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元子役であるというのは知っている方はいらっしゃっても
芸歴まではそんなに知られていないのではないかと思い、その部分のついては強調して伝えてみました。
芸歴に関してはメモリアルコミュ1くらいでしか出てきていないはずなので・・・。
シンデレラヒストリーはマジで早く出してくれ、焦らされてるんですよこっちは。

子役時代の知名度等については、本当にあの1コマ*1くらいでしか窺うことは出来ません。
なので例としてわかりやすい芦田愛菜さんの名前を出しました。
というか自分は岡崎泰葉のモデルは芦田愛菜さんなのではと思っているところがあり
どこかでコッソリと出してみたいと思っていました。

実は公式でついた二つ名「ミス・プロ意識*2」を紹介したかったのと
ここでも他のアイドルの方の名前を出そうと思っていたのですが*3
普通に飛ばしてしまった、完全に忘れていました。

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プロデューサーとの出会いのくだりは最初ちゃんとスライドを作ろうか迷いましたが
ここに関しては事実をなぞるのに留めたかったのと、楽しくなさそうは結構インパクトあると思っていたので
そのまま使う事にしました、ここに関しては別にまとめてでも良かったかなとは少し反省。
「楽しくなさそう」って初対面の人から言われたら正直ムッとはしませんか?
多分僕はなります、岡崎泰葉もなりました。

そして「お金を稼ぐ事」というアンサーは、少なくとも僕が言われたら100点満点だと思います。
ですが、本番でも話をしましたが16歳の少女に対しては限りなく0点と思われます。
だってあまりにも夢が無さすぎる。

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何故アイドルになったか⇒楽しむとは何かを見つける為のところですが
最初は「失ったものを取り戻すため」という表現だったんですが
あまりにも後ろ向きすぎるのではないかと思い、急遽変えました。
違う表現がなかなか浮かばず、本当に悩ましかったです。
ですが、正直この表現で良かったのかは今でもモヤモヤとしています。
ただこれが今の自分では最適だと思ったので思い切っていくことにしました。

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「楽しむとは何か見つける」=「今現在は楽しくない」というのを
ちょっと嫌な言い方ではありますが、説を補強するために劇場とコミュのセリフを元にして
この部分に関してはほぼ推測です、だって公式でないんだもん出して(駄々っ子)。
小さい子だったら自分が何かをすることにより、それで周りがニコニコしてくれたら
それが楽しいし嬉しいのではないのではないかというある意味少し偏見のような解釈でもあります。
言われたことをこなすのはいずれ当たり前になる、というのも完全に推測です。
というか僕が社会人になって6年程経つんですが、3~4年目でそんな事を言われたのを思い出したからです。

そして「人形」というのは、実は初期の岡崎泰葉ではキーになる言葉だと思っています。
言われるがままの状態なのを操り人形と形容することは他でも聞くことはありますし
「私は人形じゃない」というゲーム内のセリフにもあり、避けては通れない言葉であると思います。
「人形」というの、アイドルになる前の彼女を指し示すのにピッタリすぎるんですよね。

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プロデューサーはどう向き合ったか、ここは一枚にしようか迷ったのですが
ギチギチに詰め込み過ぎても良くないので分けたんですが、まあ結果オーライかな・・・?
何をしたいかという問いかけと楽しめというのはメモリアルコミュの中では
本当に結構な頻度で出てくるのでこれはPにとって重要はなのでしょう。
彼女はPに出会ったことによって、自分のルーツを思い出したのとそれは新たな目標となったのです。

ここに関してはオチで最初スシローコミュか他のカードのエピソードも入れようか悩んだのですが
冗長になってしまうのと、発表が取っ掛かりになってほしいという思いがあったので
ザックリカットしてメモリアルコミュのみで行くことにしました。

アイドルになった前後の部分はやり取り含め、暗くなりがちな場面ではあったので
陰と陽を強調して、なんというか深海から浮上するようなイメージで作りました。

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ここはまとめの部分なんですが、最後の文言は本当に何度変えたかわかりません。
最初に書いた文言を覚えていないくらい変えました。
本当にしっくりくるものが浮かばず、書いては消し書いては消しの繰り返し。
提出期限1時間前にやっと閃いて出せました、危なかった。
岡崎泰葉という子は、アイドルになって今までとは違う何かになったのではなく
子役時代に得たはずのことを取り戻せたというのを伝えたかったんですね。
なのでルーツという言葉を使いました、これが思いつかなかったんや!国語と英語をもっとやれ。

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カード紹介のくだりについては普段僕がツイッターやブログでやっているノリなので
特に何もひねったりはせずスラスラと書くことが出来ました。
モバゲー版の方も最初は取り上げようと思ったのですが
フリトレやらそもそもイベントの上位報酬で入手困難なカードもあるので
ハッキリいってその辺りの説明がかなり面倒そうだったのでカットしました。
わからない、俺たちは雰囲気でモバマスをやっているので・・・。

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ありがとうございました。


最後に発表させていただいた事自体について感想を・・・。

いやあ緊張した、緊張するあまりマイク倒してしまった。
これは本当に申し訳ございません・・・やった瞬間終わったと思いました。
喋り自体も見直すと終盤の方で大分声が上ずっていて、思わず叫びそうになりました。
ぶっちゃけ終盤まったく原稿にないことを喋ってるので・・・。

昨年アイマス学会に聴講者として参加させていただき、いずれは自分も出来たら・・・
と少し思っており、今回思い切って参加させていただきました。
今回初めてスライドや原稿を作ってみて本当に先人の方々の偉大さを改めて実感しました。
本当に大変な作業ですね、コミュを読み直しカードも読み直し、色々な人の解釈を探ったり
心境としては深い霧の中、方角も分からぬまま藪の中を彷徨い続けてるようでした。
もはや皆様方には畏敬の念とかそういったものに近いものを抱いております、本当に。

ただ今回発表の為にスライドや色々見直すことによって
先述のように裏テーマを自分の中である程度言語化することは出来たのではないかと思います。

最後のボイスと総選挙のくだりは当日思いつき、喋るか喋らないか迷ったのですが
多分知らない人も居るのではないかと思ったのと、単純に皆さんに力を貸して欲しいと思ったので
決してポジティブな事ではないとは思いながらもあえて喋る事にしました。
やはり事実はそこに横たわっているので、そこを言わないのは自分の中では逃げだと思ったからです。

参加させていただき非常に貴重な経験になったと思います。
主催の皆様方、発表者の皆様、本当にありがとうございました。

では、またいつか。


一応発表へのリンクも貼っておきます。

*1:漫画ニュージェネレーションズより、名作。

*2:確かボイスオーデ(初回)のPV

*3:福山舞、龍崎薫