線たちの12月 雑感

クリスマスの越境といえば2年ぶりですね、今回も良かった・・・のか?。

※ネタバレ注意

 

 


 

 

・ルカまわり

モノダイで片鱗を見せつつあった、やっぱりこの子優しいとこもあるだろ疑惑が自分の中ではほぼ固まりつつあるかのようなお話でした、ぶっきらぼうな言い方だけど灯織のダンスをよく見て的確にアドバイスして、ルカマネに灯織の話をしている時もどこか楽しそうにしていたんですがねえ、そのまま終わってくれたらよかったんですが、そうは問屋が卸さなかった、結局283プロのアイドルだったという事がばれてしまってまた拒絶してしまった、悲しい。

エンディングのルカの「そんなツラだった・・・かよ・・・」というセリフは練習を見ていた時も灯織の事をちゃんと見ていたわけではなく、灯織のダンス練習を通して自分が美琴とユニットを組んでいた頃を重ねていたということだったんでしょうかね、なんともやるせない終わり方でした。

あとはモノローグで出てくるイマジナリーにちかがかなり生意気そうでちょっと笑っちゃいました、これに関しては先日のにちかGRADの時とダブる描写でしたね、お互いがそれぞれの因縁の相手の幻影に苦しめられるって変な所で似ないでくれ。

もうそろそろ努⇔ルカ間での雪解けをですね・・・、俺はルカにも幸せになってほしいですよ・・・高山頼む・・・・。

 

・夜回り組

 小糸ちゃんの人見知り、あまりにも他人とは思えないくらい重なるのでそういう描写が出る度に見ていてキリキリしそうになるんですよね・・・。

小糸も凛世も些細な事から決して人をそんな疎ましくしない子だというのは我々視点だから知っているこそであり、なかなかそこが上手くいかずにやきもきしながら読み進めていましたが、最後凛世から飴をあげる、その後小糸からも飴をあげるというのはお互い一歩ずつ近づいて行っている感じがあって良かった、その前に浅倉の凛世へのアドバイスも直接的なことを言うんじゃなくて歩み寄りのヒントを出してるのがなんかすごく浅倉っぽいというか背中を押してあげてるのが優しくて良いですね。

そしておばばの話、そもそも色々判別つかない老人を外に居るのを放っていいのかというのは別として、図書館にあった本に挟まれていたあの手紙の内容と送り主と受け取るべきだった人と点と点が繋がってしまって、そして送り主はどうなってしまったかを知った上で、浅倉の事を孫だと誤認してしまった以上はあの子はそのまま人違いとして流せるような子ではなかったんだろうなあ、優しい嘘をつくのが最良だったかというのはよくわからない・・・、ただそれでおばばが救われるようなことになればそれは良いのかもしれない。